マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、今季エンジンサプライヤーとして迎えたホンダは、昨年まで一緒にやっていたルノーとは“全く異なる”と語った。
21歳となるフェルスタッペンは今季レッドブル・ホンダでここまでに2勝を果たしている。
昨年もルノーエンジンで第9戦オーストリアGPと第19戦メキシコGPで年間2勝を達成しているフェルスタッペンだが、昨年と今年は全く状況が違っていると母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に次のように語った。
「(今年は)テーブルをこぶしで叩くことなど一度もなかったよ。ホンダは、僕たちと同じように、常に改善を続けようとしている」
「それは、以前僕たちが一緒にやっていたところ(ルノー)とは全く異なるメンタリティーだよ」
2015年にマクラーレンと組んでエンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たしたホンダだったが、マクラーレンとのコラボレーションは大失敗に終わっていた。マクラーレンは、その失敗の理由のひとつは文化的な違いによるものだったと語っていた。
そのことに関し、フェルスタッペンは次のように続けた。
「面白いことに、本当にいろんな人たちが混じっているんだ」
「僕たちのプロジェクトを管理しているのはアメリカ人だし、ホンダにはコスワースでやっていた英国人もいるしね」
「もちろん、文化は非常に異なるけれど、それは時間とともに理解できるものだよ。最終的に僕たちの目標は同じだからね。勝つことさ。だから、すぐに同じ言語で話せるようになったよ」とフェルスタッペンは結んでいる。