元F1ドライバーのギド・ヴァン・デル・ガルデが、マックス・フェルスタッペンは来季以降もレッドブル・ホンダに留まるべきだと語った。
フェルスタッペンは2020年までレッドブルと契約を結んでいるものの、その中にはパフォーマンスに関わる契約解除条項が盛り込まれていると考えられている。フェルスタッペンがそれを行使して今季限りでレッドブルを離れ、恐らくはメルセデスへの移籍を考えているのではないかとのうわさがしばらく前からささやかれている。
しかし、2013年にケータハムのドライバーを務めていたオランダ出身のヴァン・デル・ガルデは、同郷の後輩ドライバーにあたるフェルスタッペンはレッドブル・ホンダに留まる方がいいと考えている。
「僕は、彼はレッドブルにいる方がいいと思う」
オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』にそう語ったヴァン・デル・ガルデは次のように付け加えた。
「マックスがまだすごく若いことを忘れてはならない。そしてレッドブルとホンダは本当に調子を上げてきている。彼らみんなが一緒にやることでさらに大きな前進を果たすだろうと思っているよ」
2週間前に行われた今季のF1第9戦オーストリアGPではフェルスタッペンが優勝を果たしたが、メルセデスのドライバー以外が勝利したのは今季初めてのことだった。
「彼は今の契約を全うするべきだと思うし、もし本当にいい方向に向かうようであれば、その延長を考えるべきだと思うよ」
そう語った34歳のヴァン・デル・ガルデは次のように付け加えている。
「フェルスタッペンにF1デビューのチャンスを与えたレッドブルは彼に夢中だ。どちらもすごく信義に厚いと僕は思っている。マックスにはあのチームにいることが大切なんだ。そこに価値があるのさ」