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ピレリ「エキサイティングで見応えある闘いをした才能豊かな若いドライバー、マックスとシャルルを祝福」

2019年07月01日(月)20:19 pm

F1オーストリアGP決勝レース(レッドブルリンク)は、レッドブル・ホンダが初優勝を果たし、ホンダF1はF1復帰後初、さらにF1で13年ぶりの勝利を挙げた。

●【正式:決勝レース結果】F1オーストリアGPのタイム差、周回数、ピット回数

F1公式タイヤのピレリは、激闘のレースを次のように振り返った。

■ピレリ:決勝レースレポート

F1オーストリアグランプリは、先週のフランスグランプリよりも暑い、路面温度が58°Cに達した中で行われた。この厳しいコンディション下で、2番グリッドのレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、スタートでの失敗にもかかわらず、ミディアム ー ハードと繋ぐ1ストップ戦略でオーストリアグランプリ2連覇を達成した。

■キーポイント

・ポールポジションからスタートし、レースの大半でトップを走ったフェラーリのシャルル・ルクレールは、ソフト ー ハードと繋ぐ1ストップ戦略で2位フィニッシュした。メルセデスのバルテリ・ボッタスは、フェルスタッペンと同じ戦略で3位を獲得した。

・トップ10グリッド中の3名がミディアムタイヤでスタートした。グリッド全体では、7名を除く全ドライバーがスタート時にミディアムを装着した。

・レッドブル、ハース、マクラーレンの3チームがチーム内で戦略を分け、1台がソフトで、もう1台がミディアムでスタートした。

・ソフトでスタートしたフェラーリと、ミディアムでスタートしたメルセデスとの間で、興味深い戦略的な闘いが展開された。しかし、フェラーリのピットストップ失敗が、この闘いに影響を及ぼした。

・数多くのグリッドペナルティーが課されていた中、戦略によってポジションをアップしたドライバーも見られた。19番グリッドからスタートしたマクラーレンのカルロス・サインツは、ミディアムによる長いオープニングスティント後、ハードへ繋ぐ戦略で8位を獲得した。

・ レース後、スチュワードによって、フェルスタッペンとルクレール両名を召喚した審議が行われ、最終的なレース結果が確定した。

■各コンパウンドのパフォーマンス

・ハード C2: 大半のドライバーが第2スティントで使用したハードは、オーストリアの高い路面温度に効果的に対応し、1ストップ戦略に貢献した。

・ミディアム C3: マクラーレンのランド・ノリスのみが、ソフト ー ミディアムと繋ぐ1ストップ戦略を採り、6位を獲得した。

・ソフト C4: ベッテルのみが上位勢でただ一人2ストップ戦略を採り、21周のファイナルスティントでソフトを使用した。

■マリオ・イゾラ(ピレリ・カーレーシング責任者)のコメント

「今日は、エキサイティングで見応えある闘いが才能豊かな若いドライバー間で繰り広げられ、終始スリリングなレース展開となりました。この偉大な2人のドライバー、マックスとシャルルの両名を祝福します。

タイヤのパフォーマンスに関しては満足しています。全3種類のコンパウンドは、今シーズンで最も高い路面温度にもかかわらず、レースにおけるそれぞれの重要な役割を果たしていました。

大半のドライバーが1ストッパーだった中、6位を獲得したランド・ノリスは、ハードタイヤを用いることなく1ストップ戦略を実行しました。我々は、このままシュピールベルクに留まり、今日ポイントを獲得した2台のアルファ・ロメオとともに、2020年型タイヤの2日間テストに臨みます」

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