F1オーストリアGP(レッドブルリンク)初日を終え、ホンダF1が次のように振り返った。
●【FP2結果】F1オーストリアGPフリー走行2回目のタイム差、周回数
■ホンダF1:初日レポート
本日のオーストリアGP初日、Honda PUを搭載するマシンの4台は、力強いペースを示したマシンがあった一方で、クラッシュにより走行のチャンスを失ったマシンもありました。
FP1ではアストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台がそろってトップ6に入り、マックス・フェルスタッペンはトップから0.5秒以内に迫るタイムで5番手、ピエール・ガスリーはフェルスタッペンと0.118秒差の6番手につけます。
レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台のタイムはさらに接近したものとなり、12番手のダニール・クビアトと13番手のアレクサンダー・アルボンのタイム差は0.013秒でした。
FP2ではクラッシュが多発し、2度の赤旗が出されました。1度目の赤旗の原因となってしまったのはフェルスタッペンでした。最終コーナーでスピンすると、タイヤバリアに向かってクラッシュ。マシンの後部にダメージを負ってしまいます。GPの初日をスペック2のPUで走行し、その後スペック3のPUに交換する予定だったため、レースウイークには影響がないものでした。しかし、今後PUが使用できなくなるような損傷があるかどうか、解析を進める予定です。
フェルスタッペンはこのトラブルに見舞われたため9番手となりましたが、ガスリーは2番手のバルテッリ・ボッタスと0.07秒差の3番手。レッドブルのマシンにも慣れ、トップ集団の中で力強い走りをみせました。
アルボンは、今回のレースからスペック3のPUを投入しますが、PU交換のペナルティーにより、グリッド後方からの戦いとなります。それでも粘り強く走行を重ね、トップとのタイム差は1秒以内となる13番手でFP2を終えました。クビアトはここでもアルボンに迫るタイムで走行。アルボンと0.1秒差の15番手となりました。
●【FP2ハイライト動画】クラッシュ、スピン、赤旗2回のF1オーストリアGPフリー走行2回目
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