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年間レース数をもっと増やす可能性もあるとF1ボス

F1オーナーであるリバティ・メディアは、将来的にF1の年間レース数をもっと増やす計画をあきらめたわけではなさそうだ。

2017年から新オーナーとしてF1運営に乗り出したリバティ・メディアだが、当初は年間レース数を25戦にまで増やしたいとの意向を示していた。

だが、F1チームたちは現在の21レースが上限値であり、これ以上レース数が増えれば活動を継続していくのが困難になると訴えている。

リバティ・メディアは2020年には新たにオランダGPとベトナムGPをカレンダーに加えることを決定しているが、年間レース数は現行の21戦に留めるとの方針を示しており、その結果今年のカレンダーにある21レースのうち2つが来年のカレンダーから消えることが確定的な状況となっている。

しかし、リバティ・メディアの指名を受けてF1最高責任者を務めているチェイス・キャリーは、将来的に年間レース数をさらに増やす可能性もあると主張している。

「我々はベトナムとザントフォールト（オランダ）を2020年のカレンダーに加えることで合意しているが、そのカレンダーは今後数週間のうちに確定することになるだろう」

「我々としては量よりも質が重要だ。だが、我々はアメリカでもうひとつレースを行いたいとしてきたし、アフリカでもレースを復活させたいと思っている」

オーストリアの『Servus TV（セアヴスTV）』にそう語ったキャリーは次のように付け加えた。

「現在は21レースだ。だが、もし相応しいところが見つかれば、あと数レースを加えるのも意味のあることだ」