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【ルノーF1】ホームレースのF1フランスGPでトップとの差を大幅に短縮か

2019年06月13日(木)18:18 pm

ルノーF1チームを率いるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)が、チームにとってホームレースとなる次戦F1フランスGP(23日決勝)にBスペックマシンを投入するのではないかとの推測を否定した。

「先走らないでくれたまえ」

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にそう語ったアビテブールは次のように付け加えた。

「それは我々の復活計画のパート2だよ」

■フランスでは0.5秒の改善を期待

だが、ルノーが母国レースに向けて多くの改良パーツを投入するのは確かだ。

伝えられるところによれば、ルノーはフランスGPの舞台となるポール・リカール・サーキットに改良版フロントウイング、ノーズ、バージボード、フロア、冷却システム、そしてよりサイズを縮小したリアエンドを投入する予定になっているようだ。

その改良によってルノーは1周あたりコンマ5秒の短縮が可能となり、トップ3チームであるメルセデス、フェラーリ、レッドブルとのギャップを縮めることが可能となると期待している。

だが、アビテブールはライバルチームたちも立ち止まっているわけではないと次のように付け加えている。

「ハースも同じように何か新しいものを持ち込むと聞いているよ。彼らはポール・リカールのようなサーキットでは速いはずだ」

■エンジン改良には確かな手応え

だが、今シーズン序盤はエンジンの信頼性問題などにより出遅れてしまったルノーだが、第5戦スペインGPで投入した新スペックエンジンにより信頼性とパフォーマンスの両面が改善されたことにより、その勢いを今後も維持していきたいと考えている。

前戦カナダGPにおいてダニエル・リカルドが6位、ニコ・ヒュルケンベルグが7位という今季最高の結果を残したことを受け、アビテブールは「最高のニュースは、今後はパワーサーキットでも心配する必要がないということだ」と語り、微笑みを浮かべながら次のように付け加えた。

「私の顔もダニエル(リカルド)と同じくらいにほころんでいたよ。ついに我々はシーズン開幕前に計画していた結果を出すことができたんだ」

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