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ライコネン「自分がまだ続けたいと思えば2021年以降もF1を続けるかも」

2019年05月30日(木)16:31 pm

キミ・ライコネン(アルファロメオ)が、2021年以降もF1ドライバーを続ける可能性を示唆した。

今年の10月には40回目の誕生日を迎える現役最年長F1ドライバーのライコネンだが、現在アルファロメオと2020年までの契約を結んでおり、41歳までF1を続けるのは間違いない状況となっている。

2001年にザウバーでF1デビューを飾ったライコネンは、先週末に行われたF1モナコGPがちょうど300戦目の区切りとなるレースだった。

ライコネン自身は、それは「単なる数字にしか過ぎない」とし、“お祝い”のようなものは無用だとモナコで語っていた。

とは言え、F1通算300戦出走という記録は歴代5番目に位置するものだ。そして、昨年まで現役最多出走記録保持者だったフェルナンド・アロンソが引退したことで、今年はライコネンが現役最多出走ドライバーとなっている。

ちなみに、現時点における歴代F1出走数記録ベスト5は次の通りだ。

1位 ルーベンス・バリチェロ 326戦
2位 フェルナンド・アロンソ 314戦
3位 ミハエル・シューマッハ、ジェンソン・バトン 308戦
5位 キミ・ライコネン 300戦

今年はあと15戦が残されており、ライコネンが1レースも欠場することなくシーズンを終えれば、今シーズン終了時点でライコネンがF1出走数記録では歴代2位にランクされることになる。

そして、2020年も21戦が予定されていることから、来年にはライコネンが歴代出走数記録を塗り替えるのがほぼ確実な状況となっている。

もしライコネンが2021年以降もアルファロメオ、あるいはほかのチームと契約を結ぶことになれば、その記録はさらに塗り替えられ続けることになる。

モナコで、2021年以降も現役を続けたいと思っているかと尋ねられたライコネンは次のように答えた。

「僕の契約は来年で切れるから、その後どうなるかは様子を見よう」

「どういう風に進展するか、そして僕がまだ続けたいと思うかどうかによるね」

F1統括団体のFIA(国際自動車連盟)、F1オーナー、各F1チームが結んでいる現在のコンコルド協定も2020年で満期を迎えるため、2021年からはこれまでとはかなり違う新しいレギュレーションが導入される可能性が高いと考えられている。

2021年以降もF1を続けるかどうかは、その新しいルールがどうなるかによって決めることになるのかと質問されたライコネンは「ノー」と答え、次のように続けた。

「大きなルール変更が行われたあとでどうなるかなんて誰にも分からない。だけど、ビッグチームが強いことに変わりはないだろうね」

「もちろん、すべてがもっと接近すれば僕たちドライバーにとってだけでなく、このスポーツにとってもいいことだろうね。だけど、正直に言って、どうなるかなんて分からないよ」

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