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F1復帰の可能性を示唆したマクラーレンの前レーシングディレクター

2019年05月28日(火)17:33 pm

2018年6月までマクラーレンのレーシングディレクターを務めていたエリック・ブーリエが、今後F1の世界に戻る可能性もあると示唆した。

2013年まではロータスのチーム代表を務めていたフランス出身のブーリエだが、2014年2月にマクラーレンに移籍し、当時最高権威の座にあったロン・デニスの元でレーシングディレクターとしてマクラーレンF1チームを率いることになった。そして、このときにはすでにマクラーレンが2015年からホンダと組むことは決まっていた。

メルセデスPU(パワーユニット)を搭載した2014年シーズンをコンストラクターズランキング5位で終えたマクラーレンだったが、ホンダをエンジンパートナーに迎えた2015年にはランキング9位にまで下降してしまった。翌2016年は6位まで持ち直したものの、2017年はまた9位に陥落。

デニス失墜後もレーシングディレクターを務めていたブーリエだったが、ルノーPUに切り替えた2018年も思うような結果が出せず、シーズン半ばにしてチーム離脱を余儀なくされていた。

ブーリエは、マクラーレンに所属していた頃のことを振り返りながら、『f1only.fr』に次のように語った。

「自分に与えられたものを使ってできることはすべてやったよ」

現在は2018年にF1カレンダーに復活したフランスGP運営に関与しているブーリエだが、再びF1の世界に戻ってくる可能性があるようだとのうわさがささやかれている。

それについて尋ねられたブーリエは「そういううわさは毎日のようにあるよ。私は人生のうち20年をチーム運営に費やしてきたからね」と答え、次のように付け加えた。

「私にぴったり合う課題であれば、非常にうまくカムバックできると思うよ。そのときは現在の役目を誰かに引き継がせることもできるさ」

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