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【ホンダF1】4台入賞は1987年以来、4台トップ8完走は1991年F1イギリスGP以来

2019年05月27日(月)6:17 am

2019年F1第6戦モナコGPの決勝レースを終え、ホンダF1が次のように振り返った。

●【決勝レース結果】2019年F1第6戦モナコGP 決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■ホンダF1:決勝レースレポート

本日のモナコGPは、HondaのPUを搭載するマシンが4台入賞を果たす一方で、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが終始トップ争いを演じながら、ピットストップ時の5秒加算ペナルティーにより表彰台を逃すなど、ポジティブ、ネガティブの両面があるレースになりました。

3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、2番手奪取に向けて好スタートを切り、オーバーテイクを仕掛けましたが惜しくも成功には至らず、結果的には3番手のままレースを続ける形になりました。

他車のクラッシュにより9周目にセーフティカーが導入されると、上位を走るマシンが一斉にピットイン。3番手を走るフェルスタッペンも前後のマシンと同じタイミングでピットインします。

タイヤ交換を終えて1つポジションを上げた2番手で復帰しますが、タイヤ交換終了後の発進時、後方からライバルが走行してくるタイミングでの発車が危険ということで、5秒加算のペナルティーという裁定が下されました。

その後は2番手のポジションから終始トップを走るハミルトンにアタックを続けますが、結果的に2番手でフィニッシュ。3番手、4番手のマシンもフェルスタッペンから5秒以内のタイムでフィニッシュしたため、ペナルティー加算後は4位でレースを終えました。

8番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、セーフティカー導入時にピットインしない戦略を選択。その後力強い走りを見せてポジションを5番手に上げます。レース終盤には後続との距離を離し、ニュータイヤに交換。5番手のポジションのまま復帰すると、そこからファステストラップを記録してレースを終えました。

一方のレッドブル・トロロッソ・ホンダの2台も、セーフティカー導入時にガスリーと同じ戦略を取りました。クビアトが7番グリッド、アルボンが10番グリッドからスタートし、すべてのマシンがピットストップを終えたレース後半にはそれぞれ7番手と8番手の位置で走行します。

2台ともに6番手(サインツ/マクラーレン)を走行する前のマシンに迫りますが、オーバーテイクが極めて難しいモンテカルロ市街地コースではポジションを上げることは叶わず、そのまま7位と8位でレースをフィニッシュし、2台同時入賞を果たしました。

■ホンダF1、1987年イギリスGP以来の4台同時入賞

なお、Hondaエンジンを搭載するマシンの4台同時入賞(当時の入賞は6位まで)は1987年のイギリスGP以来、4台揃っての8位以内でのフィニッシュは1991年のイギリスGP以来になります。

■【参考】1987年F1イギリスGP結果
1 ナイジェル・マンセル(ウィリアムズ・ホンダ)
2 ネルソン・ピケ(ウィリアムズ・ホンダ)
3 アイルトン・セナ(ロータス・ホンダ)
4 中嶋悟(ロータス・ホンダ)

■【参考】1991年F1イギリスGP結果
1 ナイジェル・マンセル(ウィリアムズ・ルノー)
2 ゲルハルト・ベルガー(マクラーレン・ホンダ)
3 アラン・プロスト(フェラーリ)
4 アイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)
5 ネルソン・ピケ(ベネトン・フォード)
6 ベルトラン・ガショー(ジョーダン・フォード)
7 ステファノ・モデナ(ティレル・ホンダ)
8 中嶋悟(ティレル・ホンダ)

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