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【FP3】フェラーリのルクレール、グリッドペナルティを免れる FIAが見解を発表

2019年05月25日(土)21:32 pm

F1モナコGPのフリー走行3回目で地元のシャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを出したものの、「VSC(バーチャル・セーフティカー)」表示中のタイムだったとして「セッション後の審議」となっていたが、「叱責」のみでグリッド降格ペナルティなどは課されなかった。

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モナコGPのスチュワードはセッション後、ビデオとテレメトリーを確認し、ドライバー本人とフェラーリのチーム代表から事情聴取をした結果、「ドライバーはコーナーでの事故に反応して、ターン1の手前ではっきりと適切にブレーキをかけていた」という。

「ドライバーがターン1とターン2の間にいる時にVSCが表示された。ドライバーは著しく減速したが、ターン8までの間にFIA(国際自動車連盟)のECUが設定したタイムを下回っていた」

つまり、ルクレールはターン1ではしっかり減速したものの、事故現場を過ぎてからのタイムがVSC設定タイムよりも速かったため、スチュワードに呼び出されたということだ。

スチュワードは、ルクレールが通常のラップよりもかなり遅いことを確認していたが、VSC表示中だったため安全上の理由から違反と判断していたが、フリー走行中の似たような他のケースと同様だったために叱責のみとしたようだ。

このVSCは、チームメートのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がターン1でクラッシュしたことで表示されていた。

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