フェルナンド・アロンソが、今後の計画に関して今のところ何も明かす用意はないと語った。
2018年シーズン限りでF1を引退したアロンソだが、現在参戦しているWEC(世界耐久選手権)も6月に行われるル・マン24時間レースを最後に所属しているトヨタチームから離脱することを表明している。
これは、2020年の活動に向けた準備のためだとアロンソは説明しており、F1復帰の可能性もあると考えられている。
「僕にははっきりとした考えがあるんだ。だけど、最終的な詳細に関する話し合いが終わるまでは、それはトップシークレットとしてとっておきたいんだ」
イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』にそう語ったアロンソは次のように付け加えた。
「全てが整ったら発表するよ」
ともあれ、現時点においてアロンソが最も集中しているのは今月26日(日)にアメリカで行われるインディ500だ。
F1モナコGP、ル・マン24時間レースと並んで世界3大自動車レースのひとつに数えられるインディ500で勝利すれば、アロンソはグラハム・ヒルに次ぐ史上2人目の3大レース制覇を達成することができる。
「僕は幸運にも名高い多くのレースで走ることができたし、その全てでうまくやることができた」
そう語ったアロンソは次のように付け加えている。
「だけど、3冠を達成することができれば、それは本当に特別なものになるだろうね」