F1アゼルバイジャンGPがバクー・シティ・サーキットで開幕。初日をホンダF1が振り返った。
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■ホンダF1:F1アゼルバイジャンGP初日レポート
今日はさまざまなトラブル続きのアゼルバイジャンGP初日となりましたが、Honda PUを搭載する4台のマシンはすべてトップ10入りを果たし、いい兆候の一日でした。ただ、ダニール・クビアトのクラッシュによりマシンが破損したレッドブル・トロロッソ・ホンダにとっては、修復作業に追われる一晩になります。
Hondaはこのグランプリから4台のマシンにスペック2のPUを搭載して臨みました。しかしながら、P1開始直後のインスタレーションラップの最中に、他チームのマシンの底部に外れたマンホールの蓋が直撃するトラブルが発生。安全確認とマンホールの修復のために、P1の残りのセッションはキャンセルされることとなりました。
このトラブルにより、P2の重要性が増すことになりましたが、P2のセッションでも開始早々に他チームの選手のクラッシュにより赤旗中断となります。レッドブル・トロロッソ・ホンダのクビアトはセッティングの変更に時間を要し、セッション序盤の走行時間を失います。セッション中盤にセッションに復帰すると早々に6番手タイムを記録しますが、そのすぐあとに第7コーナーでオーバーステアによりウォールに接触。マシンは損傷し、再度の赤旗中断となりました。
Honda勢のその他の3台は順調に走行を重ね、マックス・フェルスタッペンはメルセデスの2台の間に分け入る4番手、アレクサンダー・アルボンが8番手、ピエール・ガスリーがその後ろに9番手と続きます。ここからは、今日得られたデータを解析し、P3への準備を進めていきます。
■ガスリー、ピットレーンからのスタート・・・
なお、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのガスリーについては、P2で計量を指示された際、その指示に従わずガレージに戻ったことのペナルティーを受け、日曜のレースはピットレーンからのスタートになることが発表されました。
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