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【FP2レポート】ホンダ勢4台がトップ10 初日はフェラーリがリード/F1アゼルバイジャンGP

2019年04月27日(土)0:06 am

2019年F1第4戦アゼルバイジャンGPが4月26日(金)、バクー市街地サーキット(1周6.003km)で開幕。現地時間17時(日本時間22時)から行われたフリー走行2回目でフェラーリのシャルル・ルクレールがトップに立った。

●【FP2結果】2019年F1第4戦アゼルバイジャンGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

フリー走行1回目がセッション開始早々にマンホールの蓋がはずれるというトラブルが発生したことで事実上ほとんどのクルマが走行プログラムを実施できなかったこともあり、このセッションでは開始早々からドライバーたちが積極的に走行を開始していく。

序盤はフェラーリとメルセデスがトップタイムを塗り替え合う展開でセッションが進んでいくが、コース幅が狭いエリアが多い市街地コースだけにコーナーでブレーキングミスをしてエスケープゾーンに逃げるドライバーも目立つ。

そして、セッション開始から15分ほどが経過したところでレーシングポイントのランス・ストロールがクラッシュしてコース上にストップ。ここで赤旗が振られ、セッションが中断される。

この時点ではルクレールがトップに立ち、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップ4を占め、その下にトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン(トロロッソ)が続くという展開となっていた。

約10分後にセッションが再開されると、フェラーリ勢、メルセデス勢がここに持ち込まれたドライタイヤの中で一番柔らかいソフトタイヤでのショートランプログラムを開始。ここでベッテルがいったんトップに立つもルクレールがすぐにその座を奪い返す。

この時点ではフェラーリが1-2を占め、それにメルセデス勢の2台が続き、その下にアルボンとレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー(レッドブル)が続くなど、ホンダエンジン勢がいいペースを示す。

そしてライバル勢と少しタイミングをずらしてソフトタイヤに履き替えたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)もメルセデス勢に割って入る4番手に上がってくる。

セッション前半は何らかのトラブルによりずっとピットにとどまっていたトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトだが、セッションが間もなく3分の2を消化しようかというところで走行を開始すると、こちらも7番手タイムをマーク。これでホンダ勢4台すべてがトップ10に入ってきた。

ところがセッションの残り時間が30分を切ったところでクビアトが右コーナーでリアのコントロールを失い、左側のウォールに激突。ここでまたセッションは赤旗中断となってしまった。

残り17分となったところでセッションが再開されるが、この段階ではドライバーたちはロングランプログラムに移行。結局その後大きな順位変動は起きず、唯一1分42秒台に入れていたルクレールがトップに位置したままでチェッカーフラッグが振られた。

■フリー走行2回目トップ10ドライバー

トップ/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:42.872
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:43.196
3番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:43.541
4番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:43.793
5番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:44.003
6番手/ダニール・クビアト(トロロッソ) 1:44.177
7番手/カルロス・サインツ(マクラーレン) 1:44.183
8番手/アレクサンダー・アルボン(トロロッソ) 1:44.216
9番手/ピエール・ガスリー(レッドブル) 1:44.240
10番手/ランド・ノリス(マクラーレン) 1:44.295

F1アゼルバイジャンGPフリー走行3回目は、明日の日本時間19時から始まる。

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