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ロシア人によるウィリアムズ買収実現を期待するF1ロシアGPプロモーター

2019年04月25日(木)11:44 am

F1ロシアGPのプロモーターであるセルゲイ・ボロビョフは、うわさに上っているロシア人によるウィリアムズ買収が実現することを期待しているようだ。

最近、ロシアの大富豪であるドミトリー・マゼピンがウィリアムズ買収を目指しているようだとのうわさがささやかれるようになっている。

これまでに伝えられたところによれば、マゼピンがオーナーを務めるロシアの化学肥料メーカーであるウラルカリ社とウィリアムズとの買収交渉もすでに始まっているという。

だが、ウラルカリ社のスポークスマンは、そうした報道は事実ではないと否定している。

この件についてコメントを求められたボロビョフは、ポーランドの『sport.pl』に次のように答えた。

「私はうわさに関するコメントをしたいとは思わない」

「だが私は、F1にさまざまな変化が起きている今はチーム買収には絶好の機会だと確信しているよ」

「F1は今後何年も最高のマーケティング基盤としての地位を保つだろうし、チームを持つことは国際的な市場で活躍するどんなロシア企業にとっても非常に有益なことだ」

「ロシアGPはカレンダーにその位置を確保している。我々は今、ロシアのチームが誕生し、ロシア人ドライバーが勝利のために戦うことを夢見ているよ」

マゼピンには、昨年のGP3シリーズで年間ランキング2位となった20歳の息子ニキータがいる。マゼピンは昨年息子がテストドライバーを務めていたフォース・インディアの買収に動いたものの、それに失敗したという経緯がある。

もしも、うわさ通りマゼピンがウィリアムズを買収し、今季F2に挑戦しているニキータが年間ランキングを上位で終えることができれば、2020年にもロシアチームでロシア人ドライバーが走るというボロビョフの夢が実現するかもしれない。

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