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ロシア企業がウィリアムズ買収交渉のうわさを否定

2019年04月23日(火)17:33 pm

最近、ロシアの大富豪が筆頭株主を務める企業がウィリアムズの買収に動いているようだと報じられたが、その会社がそうした報道は事実ではないと否定した。

かつて名門F1チームとして名をはせたウィリアムズだが、今季はライバルたちから大きな差をつけられており、予選も決勝も最後尾が定位置となってしまっている。

そのウィリアムズの買収にロシアの大富豪であるドミトリー・マゼピンが興味を示していると最近報じられていた。

マゼピンの20歳となる息子ニキータは今季F2シリーズに参戦しており、もちろん目標はF1ドライバーとなることだ。

マゼピンは、自分が事実上のオーナーとなっているロシアの肥料メーカーであるウラルカリ社を通じて昨年フォース・インディアの買収に動いたことがある。だが、フォース・インディアは最終的にカナダの大富豪であるローレンス・ストロールにチームを売却。今年はレーシングポイントと名前を変えている。

そして、フォース・インディア買収に失敗したマゼピンが次のターゲットとしてウィリアムズ買収に乗り出したものと考えられており、ロシアの『Tass(タス通信)』もすでにF1中国GPが開催された上海でマゼピンとウィリアムズの最初の交渉が行われたようだと報じていた。

だが、このほど『Tass(タス通信)』は、ウラルカリ社のスポークスマンが次のように語ったと報じている。

「メディアで紹介された情報は誤りだ」

「ウラルカリはウィリアムズ・チームの買収に関するいかなる交渉も行っていない」

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