1000レース目を迎えるF1の2019年第3戦中国GPを前に、ホンダF1の田辺豊治(テクニカルディレクター)が次のように意気込みを語った。
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今週末はシーズン第3戦となる中国でのレースになります。初戦、第2戦ともに2チーム4台が完走、初戦では表彰台獲得、2戦目では3台入賞とまずまずのシーズンスタートを切ることができました。
しかし、トップチームと戦うには我々のPUとチームの車体を合わせたパッケージのパフォーマンスをまだまだ向上しなかればいけないと感じています。
今回の舞台となる上海インターナショナル・サーキットは2本の長いストレートと極低速のヘアピンコーナー、またさまざまな回転半径で構成される複合コーナーが組み合わされたPU、車体双方にとってとてもチャレンジングなコースレイアウトが特徴です。
今回は長いF1の歴史の中で、1000レース目となる記念大会になります。Hondaとしては1964年のドイツGPでF1に参戦して以来、実に425戦目のレースとなりますが、この記念すべきレースでいい結果を残せるよう、万全の準備とともに臨みます」