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モンツァでのF1イタリアGP、2020年以降の存続に光明

2019年04月09日(火)5:16 am

今年で現在のF1イタリアGP開催契約が切れるモンツァ・サーキットだが、2020年以降も開催が継続される可能性が高くなってきたようだ。

F1を代表する伝統サーキットであるモンツァだが、近年はF1開催によって赤字が膨らむ一方となっており、2020年以降もレースが開催できるかどうか不透明な状況となっている。

昨年のイタリアGPでは1200万ユーロ(約15億円)もの損失を計上したと言われており、イタリア自動車協会(Aci)の代表を務めるアンジェロ・スティッキ・ダミアーニは「モンツァでのグランプリにかかるコストは我々にとっては大きすぎる」と語っている。

だが、このほどドイツの『SID通信』が報じたところによれば、イタリアの政党であるレーガ(Lega)が先週の金曜日(5日)にローマで行われた国会においてある議案を提出したという。

その議案は、モンツァでのF1は「伝統的レース」として保護すべきものであり、毎年1000万ユーロ(約12億5000万円)を国として補助すべきだという内容だという。

国会はレーガの議員が多数を占めているため、その議案が可決される可能性は高いと見られている。

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