フェルナンド・アロンソが、7月になるまでは来年以降のことを考えるつもりはないと語った。
昨シーズン限りでF1を引退したアロンソだが、先週バーレーンで行われたF1公式テストでマクラーレンの2019年型マシンを使ってピレリのタイヤテストも行っている。
しかし、アロンソは母国スペインのメディアに対し、現在は昨年から参戦を行っているWEC(世界耐久選手権)と5月に行われるインディ500に向けた準備を行っているところだと次のように語った。
「現時点ではスパ(WEC)、インディアナポリス、そしてル・マン(WEC)に焦点を合わせているし、7月までは先のことについて何も考えるつもりはないんだ」
アロンソはバーレーンでステアリングを握ったマクラーレン2019年型F1マシンは昨年のものに比べるとだいぶ改善されていると認めたものの、今年のF1挑戦をやめたことを後悔はしていないと主張している。
「Q3に進出でき、ポイントを獲得できるほうがいいけれど、今年はF1でレースをする気分じゃないよ」
そう語ったアロンソは微笑みを浮かべながら次のように付け加えた。
「まぁ、もしカルロス(サインツ/マクラーレン)がアブダビ(最終戦)までに2レースか3レースで勝利したなら、後悔するかもしれないけれどね」