あの「マクラーレン・セナ」をLEGO(レゴ)で作ってしまった・・・その名も「レゴ・マクラーレン・セナ(LEGO®McLaren Senna)」だ。
■ブロック50万個、製作5,000時間、重量は500kg以上増、最高速度は・・・
なんとその製作にはブロック50万個、製作時間は述べ5,000時間もかかったという。オーダーメイドで作られる本物のマクラーレン・セナでさえも、こんな例はこれまでにはなかったという・・・。
マクラーレンは、超軽量のカーボンファイバー製スーパーカーを製作して評判を築いてきたが、この“レゴ製”マクラーレンはそのラインナップではない。
この特別な“レゴ製マクラーレン”は、カーボンファイバーをほとんど含まないため実際の車両より500kg以上重くなり、製作には9倍の時間がかかり、最高時速は208マイル(334km/h)には遠く及ばない。
■2017年に作った「LEGO®McLaren 720S」
レゴとのパートナーシップは、2年前に「レゴ・マクラーレン720S(LEGO®McLaren 720S)」を誕生させたことをご存じの人もいるだろう。しかしこの“クルマ”は全く別のレベルに到達した。
しかし、「レゴ・マクラーレン・セナ」には本物の運転席、ハンドル。ペダル、パネル、ライトが装着されており、実際に乗ることができる。
そして、屋根に取り付けられたスターターボタンを押して「エンジン」音の唸りを聞くことができ、アクセルを踏み込めばエンジンの回転数は高まるのだ。
この“クルマ”には、「レゴ・マクラーレン720S」よりも20万個も多くのブロックが使われており、計467,854個ものブロックで製作された。これには、30人のLEGO®モデルビルダーの専門家チームが集結し、シフトを10回に分け24時間体制で2,725時間も作業した。
マクラーレンとレゴの両方のチームによる設計と開発の時間を計算すると、プロジェクト全体が完成するまでにほぼ5,000時間かかっている。
この途方もない時間は、角張ったレゴブロックだけでマクラーレン・セナの複雑なボディワークの曲線などを製作する事を考えれば、妥当な時間かもしれない。
結果は、とても美しいものに仕上がっている。
■レゴ製ルノーF1も
レゴはルノーF1ともコラボしており、レゴ製ルノーF1を製作して話題になっていた。そのレゴ製ルノーF1は900万円以上で落札されている。
●【画像】レゴ製ルノーF1、オークションで約935万円で落札!フォーミュラEも出品