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シルバーストンが5月にリバティ・メディアと新F1開催契約締結か

2019年04月05日(金)18:24 pm

シルバーストン・サーキットでのF1イギリスGPが来年以降もF1カレンダーに残ることになりそうだ。

現在のF1世界選手権発祥の地として知られるシルバーストンだが、本来2027年までF1開催契約が結ばれていた。

だが、現在の契約条件では財政的にF1開催を継続することは不可能だとしてシルバーストンが契約解除条項を行使して2019年で契約を打ち切ることを決定。現時点では2020年以降の開催がどうなるのかが不透明な状況となっている。

しかし、このほどドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が、シルバーストンのF1主催者が5月にF1オーナーのリバティ・メディアと新たな契約を取り交わす可能性が高くなったと報じている。

伝えられるところによれば、その新契約締結の一環として、今年7月にシルバーストンで行われるイギリスGPにおいて1950年にスタートした現F1選手権が70周年を迎えたことを記念するイベントが行われることになるという。

来週末に行われる中国GPがちょうど1000回目のF1レースとなるため、リバティ・メディアはホームページやテレビ映像などでカウントダウンを行うなどのキャンペーンを行っている。

だが、実際に上海インターナショナル・サーキットで行われる記念イベントでは、歴代のF1カーを代表して1台のロータス49によるデモンストレーション走行が1996年のF1チャンピオンであるデーモン・ヒルによって行われるだけだと言われている。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、本来リバティ・メディアはメルセデス、フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズ、そしてティレルの歴史的F1マシンによるデモンストレーション走行を行う計画を立てていたものの、その実現が不可能となったのだという。

そこで、リバティ・メディアとしてはシルバーストンで予定されている70周年記念イベントではさらに充実したプログラムを展開したいと考えているようだ。

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