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イタリアメディアに叩かれるベッテル「ミック・シューマッハはいい仕事をした」

2019年04月04日(木)18:33 pm

フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、今週2日(火)にバーレーンで行われたF1公式テストでフェラーリから出走したミック・シューマッハは「いい仕事をした」と語った。

初めてフェラーリF1マシンに乗った20歳のミックだが、最後にレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンにトップタイムを更新されたものの、最終的に2番手でセッションを終えている。

フェラーリの地元イタリアのメディアは7度F1王座についたミハエル・シューマッハの息子がそのうちベッテルのシートを奪うことになるだろうと報じている。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、フェラーリF1マシンをドライブするミックの姿は「未来を写した写真」のようだったとし、『Tuttosport(トゥットスポルト)』もフェラーリのシートはミックにとっての「運命」だと報じている。

さらに『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』は、「彼にはすぐにチャンスが訪れるだろう。それは来年かもしれない」とまで書いている。

ミックは3日(水)にはアルファロメオに乗り換えてテストを行っている。今季はエントリー名をアルファロメオに変えたザウバーだが、ミハエルは1990年代序盤にザウバー・メルセデスのドライバーとして世界スポーツプロトタイプカー選手権に参戦していたことがある。

現アルファロメオのチームマネジャーを務めるベアト・ツェンダーは当時のことに言及しながら『Blick(ブリック)』に次のように語った。

「私には彼らを比較することはできない。だが、ミックはすでに非常にしっかりしており、正確だね」

「あの子には今回の2日間のテストを受け持つだけの資格がある。すでに彼のF2初戦がここで行われたが、彼は今後非常に重要になるタイヤマネジメントを理解していることを示してみせたよ」

そして、ベッテルもミックはいい仕事をやってのけたと認めている。

「天候は不運だったけれど、彼はいい仕事をしたよ」

そう語ったベッテルは次のように付け加えた。

「彼はすごく楽しめていたと思うよ。彼が笑みを浮かべていたことからもそれが分かったし、それが一番大切なことだからね」

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