フェルナンド・アロンソが、ミック・シューマッハは今季のF2ではかなり苦戦を強いられるだろうと示唆した。
ルノー時代の2005年と2006年に2年連続F1チャンピオンとなったアロンソだが、2006年はミックの父であるミハエル・シューマッハとの激しい戦いの末に13ポイント差でタイトルを獲得したという経緯がある。
そのアロンソは、2日(火)にバーレーンで行われたF1インシーズンテストでフェラーリF1マシンのステアリングを握ったミック・シューマッハについてコメントを求められると次のように語った。
「彼はこのチャンスを利用しなくてはならないというのが僕の考えだよ。自分がいつF1に行けるかなんて分からないからね」
「今年ミックはF2を優先することになると思うけれど、それは簡単なことではないはずだよ。何人か素晴らしい経験を持った素晴らしいドライバーたちがいるからね」
そう語った37歳のアロンソは次のように付け加えた。
「だけど、もし彼がいい結果を残すことができれば、いくつかのF1チームは彼の才能を信じるだろうし、彼はF1選手権への切符を手にすることになるだろうね」
2018年のヨーロッパF3チャンピオンであるミックだが、先週末にバーレーンで行われた2019年F2開幕戦では第1レースで8位、第2レースでは6位となり、現時点ではポイントランキング8番手に位置している。