NEXT...F1開催スケジュール

レッドブル・ホンダのガスリー「昨年のトロロッソの方が自分のスタイルには合っていた」

2019年04月01日(月)17:07 pm

ピエール・ガスリーが、今年のレッドブル・ホンダF1マシンは適応するのが難しいと認めた。

●【決勝レース結果】2019年F1第2戦バーレーンGP決勝レースのタイム差、周回数

2017年のF1第15戦マレーシアGPでトロロッソからF1デビューを飾ったピエール・ガスリーは同チームで2018年に初めてF1フルシーズンを経験。そしてその年限りでダニエル・リカルドがレッドブルを離れてルノーへ移籍することになったため、2019年シーズンにはトップチームのレッドブルへの昇格を果たしている。

だが、開幕戦オーストラリアGPでは不運もあり予選17番手に沈むと、決勝ではなんとか11番手に順位を上げたもののポイント獲得には至らなかった。

さらに、先週末にバーレーンで開催された第2戦でも予選Q2で敗退し13番グリッドから決勝をスタート。レースでは終盤にルノー勢がリタイアしたこともあってなんとか8位でフィニッシュし今季初ポイントを獲得している。

だが、チームメートのマックス・フェルスタッペンとの差は大きく、最近ではより経験が多いダニール・クビアト(トロロッソ)と入れ替えられるのではないかとのうわささえささやかれている。

■レッドブルF1マシンは乗りにくいとガスリー

ガスリーは、ともあれバーレーンで4ポイントを獲得できたのはよかったと次のように語った。

「それはよかったよ。だけど困難な週末だったことに変わりはない。クルマからいい感触を得られていないんだ」

「昨年のトロロッソよりも苦労している。あのクルマの方が僕のドライビングには合っていたよ。現時点では僕はまだ乗客みたいな感じなんだ」

■バーレーンでの走りは悪くはなかったとホーナー

だが、ホーナーは、ガスリーもバーレーンではいい走りを見せていたと次のように擁護している。

「彼は何人かのドライバーたちを追い抜いたし、前がクリーンなときにはいいペースで走行できていたよ。特にグランプリ後半にはね」

「それによって彼もいくらか自信を得られるだろうと思っている。予選でもっとうまくやれるようになれば、すぐに彼はうまく波に乗っていけるはずだよ」

■ガスリーもそのうち課題を克服するはず

そう語ったホーナーだが、レッドブルの2019年型車RB15は運転するのが難しいクルマになっているのは確かだと認めている。

「うまく機能させるためのセッティング幅が非常に狭いようなんだ」

そう語ったホーナーは次のように付け加えた。

「マックスはそのことで特に問題は抱えていないが、ピエールがそれで苦しんでいるのは間違いないよ。だが、私は彼もそのうちそれを乗り越えるはずだと確信しているよ」

■結果が必要なガスリー

レッドブルは以前から、期待されたパフォーマンスを発揮しないドライバーには比較的短期間で見切りをつけてしまうことで知られている。昨年トロロッソに所属していたブレンドン・ハートレーもなかなか結果が出せなかったが、レッドブルでは第6戦モナコGPが開催されたころからハートレーの後任探しを開始していたことも明らかとなっている。

そうしたことを考えれば、ガスリーがレッドブル首脳陣を納得させるための時間はそれほど残されてはいないかもしれない。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック