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【FP3レポート】レッドブル・ホンダは8番手 フェラーリが3セッション連続1-2/F1バーレーンGP

2019年03月30日(土)22:34 pm

2019年F1第2戦バーレーンGPが3月30日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキット(1周/5.412km)で2日目を迎え、現地時間15時(日本時間21時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。

●【FP3結果】2019年F1第2戦バーレーンGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

予選前最後となる60分のフリーセッションが開始されると、まずは多くのドライバーが一番硬いハードタイヤで走行を開始。そんな中フェラーリ勢がすでに何周か行った使用済みのソフトタイヤでコースに出ていく。そしてまずはセバスチャン・ベッテルがトップタイムを刻み、それにチームメートのシャルル・ルクレールが続いていく。

セッション開始から20分ほどが経過したところでトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが新品ソフトタイヤでトップタイムをマークする。だが、そのタイムを同じく新品ソフトタイヤをはいたメルセデスのバルテリ・ボッタスが塗り替えてトップに立った。

セッションが折り返し点に近づいたころ、現F1チャンピオンであるメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマーク。ボッタスも自己ベストを更新するがハミルトンには及ばなかった。

このタイミングでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがソフトタイヤでコースに入ると最初のアタックラップで1分30秒959を刻んでトップに立った。チームメートのピエール・ガスリーは中間に位置するミディアムタイヤで15番手に位置した。

セッションが3分の2を消化した時点でフェラーリのルクレールが1分29秒569を刻んで順位表の一番上に名前を刻む。ベッテルは若いチームメートに0.169秒及ばず2番手にとどまった。

セッション終盤には全ドライバーがソフトタイヤでの予選シミュレーションを開始。しかしメルセデス勢はここでもフェラーリに届かず、ハミルトンがトップのルクレールから0.765秒遅れの3番手、ボッタスが同じく0.820秒遅れの4番手にとどまった。

そしてハースのロマン・グロージャン、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグ、マクラーレンのルーキー、ランド・ノリスがペースを上げ、それに続いていった。

セッションの残り時間が4分ほどとなったところでレッドブル・ホンダ勢も最後のアタックを開始するが、あまりペースが上がらずフェルスタッペンは8番手、ガスリーは12番手に終わり、予選に向けてやや不安を残す結果となった。

このセッションではやや苦戦を強いられたホンダエンジン勢だが、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが10番手タイムを刻み、ここまでの3セッションすべてでトップ10入りを果たしている。

トロロッソ・ホンダのルーキーであるアレクサンダー・アルボンは17番手でこのセッションを終えている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:29.569
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:29.738
3番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:30.334
4番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:30.389
5番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:30.818
6番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:30.910
7番手/ランド・ノリス(マクラーレン) 1:30.955
8番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:30.959
9番手/カルロス・サインツ(マクラーレン) 1:30.965
10番手/ダニール・クビアト(トロロッソ) 1:31.173

F1バーレーンGP予選は、このあと日本時間24時から始まる。

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