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ホンダとメルセデスの差はもうほとんどないとハミルトン

2019年03月30日(土)16:27 pm

現F1チャンピオンのルイス・ハミルトンは、今年のホンダF1エンジンは自分たちメルセデスのものと肩を並べるところまで進化したと考えているようだ。

2015年にマクラーレンと組んでエンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たしたホンダだが、パワーユニットと呼ばれる複雑なF1ハイブリッドエンジンの開発が思うように進まず、2017年限りでマクラーレンとの関係が解消されていた。

2018年はレッドブルのジュニアチームであるトロロッソにエンジン供給を行ったホンダだが、今季はそれに加えてトップチームのひとつであるレッドブルもホンダエンジンの搭載に踏み切っている。

そして、レッドブルはホンダエンジンでの初レースとなった今季の開幕戦オーストラリアGPで3位表彰台を獲得。トロロッソもここまでのセッションでは中団グループでも上位レベルのパフォーマンスを発揮している。

「レッドブルが1年前よりもかなりいいパワーを得たのは疑う余地がないよ」

ルノーからホンダに切り替えたレッドブルについてバーレーンでそう語ったハミルトンは次のように続けた。

「パフォーマンスに関しては最強エンジンに非常に接近していると思うよ。(差は)大体10馬力ってところかな」

「GPSデータを見れば、彼らが僕たちと同じくらい速いことが分かるよ」

「彼らが信頼性に関しても改善されていることを期待しているよ」

レッドブル首脳の1人であるヘルムート・マルコも、今年のレッドブルF1マシンRB15のうち完璧なのはホンダエンジンであり、今後シャシーの改善が必要だと認める発言をしている。

今シーズンもまだ始まったばかりだが、今後のレッドブル・ホンダ、トロロッソ・ホンダの活躍には大いに期待が持てそうだ。

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