29日(金)に今年のF1第2戦バーレーンGP(31日決勝)が開幕したが、ウィリアムズにとってはまだ当分の間苦難の日々が続くことは間違いないようだ。
●【FP2結果】2019年F1第2戦バーレーンGPフリー走行2回目のタイム差、周回数
バーレーンGPの開幕を前にしたウィリアムズのロバート・クビサは、今のチームにはスペアパーツさえ十分にない状況なのだと明かし、次のように語っていた。
「何も壊す余裕などないんだ」
「僕たちには競争力はないし、こういう要素が加わったことでさらに困難な状況を迎えているよ」
縁石に乗った衝撃でクルマにダメージを与えることのないよう、攻めた走りをすることを控えなくてはならないと示唆したクビサは次のように付け加えた。
「僕たちにはもう少し時間が必要だよ」
今年ウィリアムズからF1デビューを飾ったチームメートのジョージ・ラッセルも次のように語っている。
「トンネルの出口の明かりは見えているよ。だけど、このトンネルはかなり長いんだ」
そうしたコメントを裏付けるように、バーレーンGP初日に行われた2回のフリー走行ではいずれもウィリアムズの2台が最後尾を占める形となっている。