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レッドブル首脳が豪語「本当ならガスリーもフェラーリの前でゴールできたはず」

2019年03月22日(金)17:33 pm

レッドブルのヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、F1開幕戦オーストラリアGPにおいて、もしピエール・ガスリーが予選Q1で敗退するというミスさえなければレッドブル・ホンダが2台ともフェラーリの前でゴールできていただろうと語った。

先週末にメルボルンで行われた今季のF1開幕戦ではいくつかの驚きがあった。

ひとつは、苦戦を強いられるのではないかと考えられていたメルセデスが圧倒的な強さを発揮して見せたこと。もうひとつは、逆に優勝候補筆頭だと目されていたフェラーリのパフォーマンスがよくなかったこと。そしてもうひとつが、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがコース上でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をオーバーテイクして3位表彰台を獲得したことだ。

フェルスタッペンは最終的にベッテルに35秒以上の大差をつけてフィニッシュしており、メルボルンではレッドブル・ホンダの方がフェラーリよりも高いパフォーマンスを発揮して見せている。

だが、その一方でメルセデスとレッドブル・ホンダのギャップはまだ大きいことが明らかになったのも事実だ。

しかし、マルコはホンダの助けを借りることで、必ず自分たちはメルセデスに追い付くことができると考えている。

「ホンダエンジンが近いうちにさらに進化するだろうと期待しているし、それを信じているよ。1年の間にはメルセデスとフェラーリのレベルに到達するだろう」

イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』にそう語ったマルコだが、レッドブルの2019年型車であるRB15の基本パッケージがすでにいいレベルにあるのは間違いと考えているようだ。

オーストラリアGP予選では状況判断ミスもあってQ1敗退となってしまったピエール・ガスリーだが、それさえなければ決勝ではいい結果を残せていたはずだとマルコは次のように付け加えている。

「ここ何年もの間、我々はこれほど強力な車でスタートしたことはなかった。予選では失敗したものの、ガスリーもベッテルの前でフィニッシュできていた可能性もあるよ」

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