2020年に初のF1レースが開催されることが決定しているベトナムだが、今週F1サーキットの建設作業が開始された。
ドイツの『DPA通信』が報じたところによれば、FIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッドがベトナムの首都ハノイで行われたサーキット起工式に参加したという。
そのトッドは、ベトナムが真剣にF1開催を希望していると初めて聞いたときには驚いたと認めている。
「だが、私はハノイでのレースが成功することを信じているよ」
そう語ったトッドは次のように付け加えた。
「それはすべての地域におけるモータースポーツ発展のためにも素晴らしいことだ」
ドイツのテレビ局『RTL』によれば、ベトナム政府はF1開催のために毎年6000万ドル(約66億2000万円)の補助を行うことになっているようだ。
伝えられるところによれば、F1ベトナムGPの開催契約年数は10年に及ぶという。