2014年のF1第3戦までフェラーリのチーム代表を務めていたステファノ・ドメニカリは、今季のF1第2戦バーレーンGP(31日決勝)ではフェラーリが反撃に転ずるだろうと考えている。
「確かに、彼らにとっては困難な週末だった」
先週末にメルボルンで行われた今季の開幕戦オーストラリアGPの結果に言及したドメニカリは『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように続けた。
「フェラーリはいつものレベルのパフォーマンスを示すことができなかった。だが、メルボルンが独特な場所だということを忘れてはならないよ」
「だから、私に言わせれば、バーレーンの方がもっと信頼できる基準になるはずだ」
ドメニカリ以後、フェラーリではマルコ・マティアッチ、マウリツィオ・アリバベーネを経て、今季から技術トップでもあるマッティア・ビノットがチーム代表の座に就いている。
ドメニカリは、フェラーリはオーストラリアでの結果を受けてパニックに陥ることのないようにしなくてはならないと次のように続けた。
「オーストラリアでは、クルマはかなり遅かった。それがタイヤのせいだったのか、あるいはシャシーもしくはエンジンのせいだったのかは私には分からない」
「スピードやラップタイムを見れば、何かがいつも通りにはいっていなかったことは明らかだ。しかし、彼らは今過剰に対応すべきではない」
現在はランボルギーニのCEOを務めるドメニカリは次のように付け加えている。
「バーレーンで本当の状況が見えてくるだろうからね」