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【トロロッソ・ホンダ】アルボン「ポイントを獲れたと思うと複雑だけど、いい経験になった」/F1開幕戦

2019年03月17日(日)22:36 pm

F1開幕戦オーストラリアGPの決勝レースが行われ、レッドブル・トロロッソ・ホンダは、15番手スタートのダニール・クビアトが10位でフィニッシュし、開幕戦をポイント獲得で終えた。

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■トロロッソ・ホンダのレース戦略

ミディアムタイヤでスタートしたクビアトは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)同様に他車よりもタイヤ交換を遅らせる戦略で臨み、前方のマシンがピットインしていく中でポジションを上げていった。

26周目にソフトタイヤ(レッド)に交換すると、10番手でコースに復帰。17番手スタートで、さらにピットを遅らせる戦略のピエール・ガスリー(アストンマーティン・レッドブル・レーシング)が37周目でタイヤ交換を終えると、クビアトの背後に迫り、両者はチェッカーフラッグまで接近戦を繰り広げた。2人の戦いは、最後までオーバーテイクを許さなかったクビアトに軍配が上がり、クビアトが10位、ガスリーが11位となった。

反対に、ソフトタイヤでスタートして早めのピットイン戦略を採ったアレクサンダー・アルボン(レッドブル・トロロッソ・ホンダ)は、14周目にタイヤ交換。しかし、ペースの遅いアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)に引っかかる形となってしまい、F1デビュー戦を14位で終えた。

■アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
決勝レース:14位

「今日は少し複雑な気分だよ。

初めてのレースウイークだったけど、一体どのようなものになるのか事前に想像できなかった。

レースは上手くスタートでき、クラッチを繋いだ瞬間、これは最高だ!と思ったんだ。そしてそこから混戦の中でいくつか順位を上げ、ポイント圏内まではあと1台というところまで行くことができた。

ただ、よかったのはそこまでかもしれないね。ジョビナッツィともバトルをしており、彼らはタイヤで苦しんでいるように見えたし、同じタイヤ戦略を取ったチームはみんな上手くいっていなかったようだ。

硬いタイヤを選択し、長く引っ張ったチームは僕を抜いて順位を上げてきたんだ。その部分で少し失ったものはあったけれど、週末全体の流れについては満足しているよ。

もしかしたらポイントを取れたかもしれないと思うと少し悔しい気持ちだけど、いい経験になったし、全体としてはスムーズなレースウイークを過ごすことができたかな」

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