2人の元F1チャンピオンが、レッドブルがルノーとの関係を解消し、ホンダエンジンを搭載することにしたのが正しい決断だったかどうかは疑問だと語った。
1997年にウィリアムズでF1チャンピオンとなったビルヌーブは、今年ホンダエンジンが本当にいいパフォーマンスを発揮できるとは考えにくいと母国カナダの『La Presse(プレス)』に次のように語った。
「驚くようなことが起こる可能性もあるだろう。しかし、誰もがホンダによるサプライズをこれまで4年も期待していたよ」
また、1998年と1999年にマクラーレンで2年連続F1チャンピオンとなったミカ・ハッキネンも、ルノーと手を切ってホンダと組むことにしたレッドブルの決断が正解だとは思っていないようだ。
「(プレシーズン)テストの結果や、ルノーが彼らのエンジンパフォーマンスを向上させるためにやってきたことを見れば、彼らは非常にいい状態にあると僕は思っているよ」
スペインの『AS』にそう語ったハッキネンは次のように付け加えている。
「僕はレッドブルが正しい決断をしたのかどうかは疑問だと思っている。それを確かめるのがすごく興味深いものになるだろうね」