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「ハミルトンは史上最高のドライバーになれる」とメルセデスのボス

2019年03月12日(火)18:25 pm

メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフ(エグゼクティブディレクター)が、ルイス・ハミルトンは史上最高のレーシングドライバーになれるだけの資質を備えていると主張した。

昨年通算5回目のF1ドライバーズタイトル獲得を達成したルイス・ハミルトンは、今年は歴代単独2位の記録となる通算6回目のタイトル獲得に挑戦することになる。

F1関係者の中には、いずれハミルトンがミハエル・シューマッハの持つ通算7回のタイトル獲得記録に並び、それを超えていくだろうと考えている者も少なくないようだ。

だが、2019年のメルセデスとハミルトンはこれまでになく苦戦を強いられることになるかもしれない。プレシーズンテストでは最大のライバルであるフェラーリが強さを示しており、現時点ではメルセデスにかなりの差をつけていると考えられているからだ。

だがヴォルフは、たとえ今季のメルセデスF1マシンには最初から勝てるだけの力がないとしても、そのことでハミルトンがやる気を失うことはないと主張している。

「アスリートの中には多くの成功を収めたあとでは自分自身のやる気を維持できない者もいる。お金も名声もすべて手にしたわけだからね」

「だが、ルイスはそうではない」

「彼は何度でも自分自身を再生し再活性化することができるんだ。それは彼の素晴らしい能力だよ」

ドイツの『Stuttgarter Nachrichten(シュトゥットガルター・ナッハリヒテン)』にそう語ったヴォルフは次のように結んでいる。

「彼は歴代最高のレーシングドライバーになれるし、彼もそれは分かっているよ」

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