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フェルナンド・アロンソ「インディ500制覇が一番難しい」

2019年03月07日(木)11:46 am

フェルナンド・アロンソが、目標の「3冠」達成に向けては、最後に残ったインディ500が最大の難関だと語った。

2018年シーズン限りでF1を引退したアロンソだが、ここ数年、世界3大自動車レースをすべて制覇し「3冠」を達成するのが目標だと公言してきている。

アロンソはその3つのレースのうちすでにF1モナコGPとル・マン24時間レースでは優勝を達成しており、あとに残るのはアメリカのインディアナポリス500マイルレースだけとなっている。

もちろん、アロンソは今年のインディ500に出走することになっている。アロンソにとっては2017年に続いて2回目の挑戦だ。

今年はF1には出ないアロンソだが、現在トヨタチームの一員としてWEC(世界耐久選手権)に参戦しており、6月にはル・マン24時間レースで2連覇を目指すことになる。

それに加え、アロンソは今季マクラーレン・レーシングのアンバサダーを務めることになっており、その役割の中には今季や来季のF1マシン開発、ドライバー支援、そして実際にF1マシンのテストをすることも含まれている。

F1出走はないとは言え、今季のアロンソも非常に多忙であることは間違いない。

しかしアロンソは、現時点において最も優先度が高いのは5月26日(日)に決勝が行われるインディ500だと次のように語った。

「僕は残りのWECレースに出るし、もう一度ル・マンでも走ることになる。だけど僕の頭はインディアナポリスに向いているし、そのレースで勝つことを考えているよ」

「それが3冠の中でも一番困難なものであるのは分かっている。僕はF1で育ってきたけれど、そこではいいクルマさえあればタイトルがとれるんだ」

「そして、トヨタで出走したル・マンは勝利できるチャンスが大きかった。僕たちはほかよりもいいクルマを手にしていたからね」

そう語ったアロンソは次のように付け加えた。

「だけど、インディアナポリスは話が違うよ」

これまで、この「3冠」を達成したことがあるのはイギリス出身のグラハム・ヒル(1929~1975)だけとなっている。

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