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ダニエル・リカルド「僕はフェルスタッペンから逃げたわけじゃない!」

2019年03月01日(金)18:22 pm

ダニエル・リカルドが、3強チームの一角を占めるレッドブルを離脱してルノーへの移籍を決めたのはマックス・フェルスタッペンとの戦いから逃げるためだったのではないかとの見方を強く否定した。

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、今月からNetflix(ネットフリックス)が配信を開始するF1ドキュメンタリー番組『Drive to Survive(ドライブ・トゥ・サバイブ)』の中でリカルドがルノーへの移籍を決めた理由について次のように語っている。

「私としては、彼は戦いから逃げたのだろうと考えているよ」

だが、オーストラリア出身のリカルドはこれに対してオンラインライフスタイルマガジン『EFTM』を通じて次のように反論した。

「はっきり言うけれど、それは違うよ。僕はいい戦いをすることが大好きだからね」

「マックスには関係ないことだし、僕には多くの理由があったんだ」

リカルドは自分がレッドブルを去ることを決めたのは、2014年からレッドブルで戦ってきたもののF1タイトルに手が届かない状況が続いていることに不満が生じ、また2019年も同じチームで同じ思いを味わうことになるのがいやだったのだとしている。

「僕たちは(F1タイトルに)近づくことさえできなかった。それを苦々しく思っているわけではないよ。ただ、それが現実なんだ」

「マックスが理由ではなかったけれど、彼らがどうしてそう言うのかは理解ができる。だけど、それは間違っているよ」

リカルドがレッドブル離脱を決めた理由のひとつには、今季からチームが搭載することに決めたホンダエンジンに対する不信感があったためだとも考えられている。

だが、少なくともバルセロナでのF1公式プレシーズンテストを見る限り、レッドブル・ホンダの力はルノーを上回っているように見える。

リカルドも、今季ルノーがレッドブル・ホンダに勝つことは難しいだろうと次のように付け加えている。

「知っての通りトップ3とのギャップは大きいし、一夜にしてそれが実現できるわけじゃないよ」

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