プレシーズンテスト2回目の3日目(テスト7日目)が終了した。
アストンマーティン・レッドブル・レーシングは、ピエール・ガスリーが9コーナーでクラッシュし、65周のみの走行で終了となった。
ガスリーは幸いなことに無事だったものの、マシンのRB15は修復に多くの時間が必要なダメージを負ってしまった。
コース上でのテストは残すところ金曜日のみとなり、チームはメルボルンに向けてフォーカスしていかなくてはならない。最終日はマックス・フェルスタッペンがコクピットに乗り込み、ウインターテストを締めくくる。
■ピエール・ガスリー(レッドブル)
「今日のテストではさらにパフォーマンス面を重視し、多くのことを学ぶことができた。まだ課題は残っているけれど、総合的には満足しているよ。シャシーもエンジンも感触はよく、基本的なマシンのパッケージにはとても期待できるものだと感じている。
午後のセッションでは9コーナーでミスをしてしまい、マシンにダメージを負わせてしまった。大きなクラッシュで驚いてはいるけれど、大きなケガはなく無事だよ。それよりも、ガレージで作業をしてくれている皆に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。彼らにとって今夜は長い作業となってしまうけれど、一番重要なのはマックス(・フェルスタッペン)がマシンに戻れることだし、気持ちを切り替えて明日集中することだ。
理想的なテストの終わり方ではないけれど、この4日間で多くの周回を走れたことはポジティブに捉えていい結果だ。期待できるパフォーマンスを見ることができたし、このマシンのパッケージのよさを最大限に活かし、メルボルンにはベストな状態で挑みたいと思う。」