プレシーズンテスト2回目の1日目(テスト5日目)の走行が終了した時点でのベストタイム・トップ5ランキング表をまとめてみた。
最も速いタイムは4日目にニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が出した1分17.393秒。
2位はアレクサンダー・アルボン、3位はダニール・クビアトと続き、トロロッソ・ホンダ勢が好タイムを残している。
ここまでのトップ3は最もソフトなC5(レッド)で出したタイムだ。
4位は5日目にランド・ノリス(マクラーレン)がC4のソフトタイヤ(レッド)で出したタイム。
5位はピエール・ガスリー(レッドブル)が5日目にC3のミディアムタイヤで出したタイムとなっている。
■レッドブル・ホンダ、現時点で実質1位
ピレリは、タイヤのコンパウンドが1段階ソフトになると0.6秒速くなると発表している。このことから、C4タイヤのノリスは0.6秒マイナスすると1分17.109秒相当のタイムとなる。
そしてC3タイヤのガスリーは1.2秒マイナスすると1分16.515秒相当のタイムとなる。これは2018年のF1スペインGP予選に当てはめると予選4位になる。昨年のポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデス)の1分16.713秒だった。
ホンダ勢はトップ5の中に3人が入っており、まだ各チームは本当の実力を出していない事を考慮しても、大きなトラブルなくタイムが出ているというのは良い兆候であり、何よりチームのモチベーションアップに繋がるだろう。
■【ランキング】5日間のベストタイム・トップ5
P | ドライバー | チーム | PU | タイム | 差 | タイヤ | DAY |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ヒュルケンベルグ | ルノー | R | 1:17.393 | 0.000 | C5 | 4 |
2 | アルボン | トロロッソ | H | 1:17.637 | +0.244 | C5 | 4 |
3 | クビアト | トロロッソ | H | 1:17.704 | +0.311 | C5 | 3 |
4 | ノリス | マクラーレン | R | 1:17.709 | +0.316 | C4 | 5 |
5 | ガスリー | レッドブル | H | 1:17.715 | +0.322 | C3 | 5 |