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【F1テスト1回目】4日間の総走行周回数ランキング

2019年02月22日(金)5:33 am

F1プレシーズンテスト1回目が4日間の日程を終えた。

4日間のトップタイムを見ると、初日セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、2日目シャルル・ルクレール(フェラーリ)、3日目ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)、4日目ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)だった。しかし、各チームはそれぞれのプログラムを進めており、タイヤも燃料の量もまったく違うために参考タイムとして見ておく必要がある。

■信頼性は?

F1では速さもさることながら、信頼性、つまり、まずは壊れずに完走することが大事になる。レースは1周のタイムだけではなく300kmを走りきらなければならない。

その観点から、どのチームも信頼性の確認のために毎日ロングランを続けている。1日に2.5レース分もの距離を一人のドライバーで走るチームもあるため、ドライバーの体力的にもよいテストになる。

4日間を終えて最も距離を稼いだのは、合計610周を走った王者メルセデスAMGだ。僅差の598周はフェラーリ、そして507周で3番目に走ったのは新生アルファロメオだ。

ホンダ勢は、トロロッソ・ホンダが4番目、レッドブルが5番目に走っており、これまでにはないくらいの膨大なデータ量を蓄積できた。ホンダのパワーユニットの音もクリアになっており、音を聞いているだけでもパワフルで速そうだ。ドライバーやチームの評価も非常に高い。

マクラーレンやルノーも速さを見せており、ビッグネームが強くなればなるほど、今年の中団グループの戦いからも目が離せそうにない。

●【F1テスト1回目】4日間のタイムランキング・トップ5

■【F1テスト1回目】4日間の総走行周回数ランキング

チーム 1日目 2日目 3日目 4日目 合計
1 メルセデス 150 163 182 115 610
2 フェラーリ 169 157 134 138 598
3 アルファロメオ 114 101 138 154 507
4 トロロッソ 77 132 137 136 482
5 レッドブル 128 92 109 146 475
6 マクラーレン 119 104 90 132 445
7 ルノー 109 123 143 58 433
8 ハース 65 72 117 130 384
9 レーシングポイント 30 79 67 72 248
10 ウィリアムズ 0 0 23 65 88

※PU=パワーユニット:M=メルセデス、F=フェラーリ、R=ルノー、H=ホンダ
※TY=タイヤ:C1は最もハード(白)、C3はミディアム(黄)、C5が最もソフト(赤)、PRはプロトタイプ

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