ウィリアムズの2019年型F1マシンが、来週の月曜日(18日)からスタートするF1公式プレシーズンテストに間に合わないかもしれないと報じられている。
今週の火曜日(12日)にはルノーが2019年型マシンのカラーリングを発表した。だが、それに使用されたのは2018年型マシンを発表用に手直ししたものだった。
ルノーF1プロジェクトを率いるマネジングディレクターのシリル・アビテブールは、2019年型ルノーF1マシンはまだ組み立てられていない状態だと語っており、来週からバルセロナで始まるテストに新車が間に合うかどうか不透明な状況だと考えられている。
そして、今季ウィリアムズのフルタイムドライバーとして9年ぶりにF1復帰を果たすことになったロバート・クビサの母国ポーランドの『sport.pl』が、ウィリアムズの2019年型車もテストに間に合わない可能性があると伝えている。
『sport.pl』によれば、ウィリアムズは2019年型車を使って土曜日(16日)に宣伝活動のための撮影を行う予定だったが、それもキャンセルする必要が生じるかもしれないという。
『sport.pl』は、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の認定エンジニアが「いいニュースは持ち合わせていないよ」と語り、次のように付け加えたとしている。
「ウィリアムズのクルマの製造は非常に遅れている」
コンストラクターズランキング最下位という不名誉な結果で2018年シーズンを終えたウィリアムズは、今季ロキット(ROKiT)というタイトルスポンサーを得て名門復活に挑戦することになっている。