レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、自分とシャルル・ルクレールが将来は現在のルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルのような存在になるだろうと語った。
2015年にトロロッソでF1デビューを飾ったフェルスタッペンは、5年目のF1シーズンとなる今季はレッドブルの事実上のナンバー1ドライバーとして初のF1タイトル獲得に挑戦することになる。
21歳のフェルスタッペンは、昨年ザウバーでF1デビューを飾り、今季は名門フェラーリでセバスチャン・ベッテルのチームメートを務めることになる同い年のルクレールが今後自分にとって最大のライバルとなるだろうとイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。
「どこかの時点で世代交代が起きるだろうし、僕たちが将来はハミルトンとベッテルのような関係になるだろうと想像しているよ」
だが、フェルスタッペンは自分やルクレールが2019年のF1タイトルに挑戦できないという理由は何もないと次のように続けている。
「僕だって1年目に競争力のあるクルマを手にしていれば、タイトル争いをすることだってできたはずなんだ」
「ルクレールにチャンスがあるかどうかは彼のクルマ次第だけど、彼がすごくうまくやれば、チャンスはあるだろうね」
一方、フェルスタッペンがこのほどスイスのジュネーブで行われた競技委員会議に出席し、これにより2018年のF1第20戦ブラジルGP決勝後にエステバン・オコン(当時フォース・インディア)に暴力行為を働いたことでF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)から課せられていた2日間の「奉仕活動」を完了したと伝えられている。
フェルスタッペンは1日目の奉仕活動として、1月にモロッコで開催されたフォーミュラEのレースで競技委員のオブザーバーを務めていた。