2015年と2017年のFIA WEC(世界耐久選手権)チャンピオンのブレンドン・ハートレーが、セブリング1000マイルとスパ・フランコルシャン6時間の2レースで、ジェンソン・バトンに代わってWECへ復帰することが決まった。
ブレンドン・ハートレーは、ミハイル・アレシン、ヴィタリー・ペトロフと組んでNo.11 BRエンジニアリングBR1-AERで戦う。
29歳のハートレーは2018年にF1に出場していたが、ポルシェLMP1チームとELMSでの経験と実績も豊富で、SMPレーシングに耐久レースの膨大な経験をもたらすことになるだろう。
■ブレンドン・ハートレー
「セブリングとスパで開催される次の2つのWECレースにSMPレーシングから参戦できてとてもうれしいよ。チームにはすべてのツールと素晴らしいドライバーがいるから、表彰台を獲得する大きなチャンスがあると思う。WECに戻って、本当に多くのよく知った人たちがいるパドックに戻ることを楽しみにしているよ」。
一方、同じく元F1ドライバーで23歳のセルゲイ・シロトキンはSMPレーシングと長い間仕事をしてきた。彼は『Autosport(オートスポーツ)』に「世界耐久選手権にロシアンSMPレーシングチームの一員として、ロシア国旗カラーのロシアのプロトタイプカーに乗れることを光栄に思っているよ」と語った。