マックス・フェルスタッペンは、2019年型レッドブル・ホンダF1マシンからなかなかいい第一印象を得たようだ。
今季からルノーに替えてホンダPUを搭載するレッドブルだが、その2019年型マシンを13日(水)に公開することを発表した。13日にはすでにメルセデスとレーシングポイントも新車発表を行うことを明らかにしており、F1関係者にとっては忙しい日となりそうだ。
■レッドブル・ホンダの第一印象は悪くないとフェルスタッペン
母国オランダのアムステルダムでスポンサーイベントに顔を見せたフェルスタッペンは、そのレッドブル・ホンダの2019年型車について質問されると、『Formule 1(フォーミュレ1)』に次のように答えた。
「僕はこれまでのところ新車をシミュレーターで運転しただけなんだ。だけど、感触はポジティブだよ」
「もちろん、ほかのチームがどういうクルマにしてくるのかは分からないし、それは待つしかないね。それもワクワクするけれど、本当のことが分かるのはクルマに乗ったとき初めて分かることになる」
「本当のところ、どういうことになるのかなんて事前には分からないからね」
■チーム内にはやる気が充満している
そう語ったフェルスタッペンだが、今年ホンダからワークスエンジンの供給を受けることになったおかげでチーム内には「前向きなエネルギー」が充満していると自身の公式サイト『verstappen.nl』の中でも次のように語っている。
「勝つために走るんだってことは分かっているし、それはチームとエンジンサプライヤー(ホンダ)のどちらも同じだ」
「ホンダとの新たなスタートになるし、全員がやる気に満ちているよ」
■ホンダは全力を尽くしている
とは言うものの、フェルスタッペンもシーズン開幕と同時にレッドブル・ホンダがメルセデスやフェラーリと互角に戦えるほどの戦力を示すことができるかどうかは分からないと次のように続けている。
「パワーに関しては、すぐにフェラーリやメルセデスと戦えるとは思っていないよ。だけど、ホンダは可能な限りすぐにそこに到達できるよう全力を尽くしている」
「できるだけ多くのレースで勝利を目指していくつもりだよ。もしそうなれば、最終的にはF1タイトルだって狙えるだろう」
そう語った21歳のフェルスタッペンは次のように付け加えた。
「現時点で推測するのは難しい。だけど、そうなることを期待しているよ」