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F1オーナーが提案した「合同新車発表会」を拒否していたF1チームたち

2019年01月28日(月)17:41 pm

ここまでに6チームが2019年型F1マシンの発表日を明らかにしている。

現時点において一番先に発表することになるのはトロロッソ(2月11日)で、以降ルノー(同12日)、レーシングポイント(同13日)、マクラーレン(同14日)、フェラーリ(同15日)と続き、ザウバーが公式プレシーズンテスト初日となる18日に新車を初披露する予定だ。

毎年、公式プレシーズンテスト前にはF1マシンの発表ラッシュとなるわけだが、少し前にはF1オーナーのリバティ・メディアが、チームごとにバラバラに新車を発表するのではなく、全チームが一堂に会して合同発表会を行ってはどうかという提案を行ったと報じられていた。

しかし、そのリバティ・メディア案はチームたちから拒絶されていたようだ。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』がこのほど次のように報じている。

「チームたちはその提案を拒否した。それは、彼らがライバルたちと注目度を共有したいとは思わなかったためだ」

ともあれ、今年も各チームがそれぞればらばらに2019年型F1マシンを発表することなるわけだが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、そこではオンラインを通じての画像紹介が主で、「細かい部分は(プレシーズンテストが行われる)バルセロナで初めて目にする」ことになるだろうとしている。

そうした中、トロントで行われる自動車ショーの会場で新車発表を予定しているレーシングポイントは例外となるかもしれない。

しかし、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、レーシングポイントが自動車ショーで発表するのは、恐らく2018年型マシンに2019年仕様のカラーリングを施したものになる可能性が高いとしている。

ともあれ、今年は昨年とは空力レギュレーションが大きく変わることもあり、各チームがどのようなクルマを投入するのかということに昨年以上に興味が持たれているのは確かだろう。

あと2週間後には2019年シーズンを戦う最新F1マシンがそのベールを脱ぎ始めることになる。

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