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アロンソ「息抜きのためにF1パドックに行くことはあるかも」

2019年01月28日(月)17:00 pm

2018年シーズン限りでF1を引退したフェルナンド・アロンソが、今はF1をやっていた頃よりも忙しいと語っている。

■今年も多くのレースに出走するアロンソ

2018年にはF1とかけもちでWEC(世界耐久選手権)に参戦し、世界3大自動車レースのひとつに数えられるル・マン24時間レースで優勝を遂げたアロンソは、今年は再び5月末に行われるインディ500に挑戦することになっている。

そのアロンソは先週末に行われたデイトナ24時間レースでも見事に優勝を飾って見せており、うわさでは2020年には有名なダカールラリーへの挑戦も検討しているようだとも言われている。

アロンソがF1を去ることにした最も大きな理由は勝てるクルマを手にする望みがないためだと考えられているが、アロンソにとってはF1以外のカテゴリーであっても”勝つためのレース”をすることが必要だったのかもしれない。

アロンソは、今年はこれまでになく忙しくなっていると次のように語った。

「今年は12か月前よりもやることがたくさんあるんだ」

「もちろん、F1にいる者たちもシーズンが始まれば大きなストレスを抱えることになる。だけど、僕には今月は1日も休みがなかったし、2月になればトヨタ(WECチーム)でまたテストも始まるんだ」

「インディのプログラムだって始まるし、僕は6月までものすごく忙しくなるよ」

■アロンソの関与は大歓迎だとマクラーレンのボス

そうした中、昨シーズンまでアロンソが走っていたマクラーレンF1チームのCEOを務めるザック・ブラウンは、もしアロンソがマクラーレンにも関与してくれれば大歓迎だと次のように語っている。

「彼の影響力は大きいと思うし、大歓迎だよ。私にとっても、そして我々のエンジニアやドライバーたちにとっても彼は有益だからね」

■F1に顔を出すとしたら息抜きのためだとアロンソ

だがアロンソは、もし自分がF1パドックに足を運ぶことがあるとすれば、それは息抜きのためになるだろうと考えているようだ。

「これほど忙しいスケジュールになるとは思っていなかったんだ」

そう語ったアロンソは、次のように付け加えた。

「みんなは僕にF1のない生活はどんな感じかと尋ねるんだけど、僕の答えはこうさ。少しばかり息抜きをするためにF1パドックに戻ることになるかもね」

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