2017年にF1新オーナーとなったばかりのリバティ・メディアが、すでに新たな買い手を探しているようだとうわさされている。
アメリカのリバティ・メディアは、2016年にCVC(キャピタル・パートナーズ)からF1株式を買収し、2017年シーズンからバーニー・エクレストンに代えてチェイス・キャリーをF1最高責任者のポジションに置いてF1運営に携わってきている。
だが最近、ビジネスニュース発信サイトである『johnwallstreet.com』が、リバティ・メディアは「国際的レースサーキットとの関与を減らすためのシナリオを調査している」と報じている。つまりそれは、F1運営から手を引く手段を検討しているということだ。
リバティ・メディアが2016年にF1を買収した際の評価額は80億ドル(約8,745億円)だったと言われている。
『johnwallstreet.com』は、エクレストンがそれよりもはるかに低い価格でF1を買い戻す動きに出るかもしれないとしている。
スイスの『Blick(ブリック)』は、現在88歳のエクレストンが最近次のように語ったと報じている。
「ここまでのところ、意味のあることなどひとつも目にしていないよ。彼ら(リバティ・メディア)がやっていることはほとんどすべてが間違いだ」