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【WRC順位表】トヨタ、タナックが首位に立ちラリー開幕戦の初日をリード

2019年01月25日(金)13:38 pm

1月24日(木)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのデイ1が、フランス南部のギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、ヤリ-マティ・ラトバラ(10号車)が総合5位に、クリス・ミーク(5号車)が総合7位につけ、ヤリスWRCは全車が競技初日を走破した。

■ラリー・モンテカルロ:初日

ラリー・モンテカルロの初日は、午前中にサービスパーク北側のターマック(舗装路)コースでシェイクダウンが行なわれた。

全長3.35kmのコースでは、今シーズンよりチームに加わったミークが全体のトップタイムを記録。タナックは4番手タイム、ラトバラは5番手タイムと、好調な滑り出しになった。

ギャップ市街の中心部では夜6時50分からセレモニアルスタートが始まり、多くの観客が見守る中ラリーは華やかに開幕。その後、雪やアイスバーンが所々に広がる峠道で7時38分からSS1がスタートし、暗闇のナイトステージでタナックがベストタイムをマーク。ミークが2番手タイムを刻んだ。

続くSS2でタナックは3番手タイムに留ったものの、総合では2位に9.1秒差をつけ首位の座を堅持。SS1でやや出遅れたラトバラは、4番手タイムで総合5位に順位を上げた。また、ミークはステージの後半でパンクを喫してタイムを失ったが、それでも総合7位で競技初日を走り終えた。

■トミ・マキネン(チーム代表)

「今晩最初のSS1は、ベストタイムのオィットと2番手タイムのクリスにとって素晴らしいステージになりました。オィットは自信を深めたはずですし、クリスは残念ながらSS2でパンクをしましたが、それでも新しいクルマに良い感触を持ったのではないかと思います。

暗闇の中での走行は非常に難しく、ヤリ-マティはやや慎重な走りでした。まだ先は長く明日はきっとタフな1日となるでしょうが、今日とは違い、日中の明るい時間帯は遥かに走りやすいと思います。」

■ラリー・モンテカルロ デイ1の結果
1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 26m33.0s
2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +9.1s
3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +14.3s
4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +45.2s
5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +46.4s
6 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +48.2s
7 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +53.8s
8 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +55.2s
9 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +59.6s
10 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +1m41.1s

■2日目のステージ情報
競技2日目となる1月25日(金)のデイ2は、ギャップの南西エリアで3本のステージを各2回走行する。6本のSSの合計距離は125.12kmと4日間でもっとも長く、選手達にとっては最初の勝負どころだ。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は457.06kmとなる。

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