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ランド・ノリス「マクラーレン復活を全力で助けたい」

2019年01月12日(土)9:47 am

今年マクラーレンでF1デビューを飾ることになっているイギリス出身の若手ドライバーであるランド・ノリスが、トップ返り咲きを目指してチーム再編を進めているマクラーレンの方針を支持するコメントを行った。

ホンダからルノーエンジンに替えて2018年シーズンに臨んだマクラーレンだったが、シーズン後半にはウィリアムズと最下位争いをする光景が展開されるなど、厳しい戦いを強いられてしまった。

ナンバー1ドライバーであったフェルナンド・アロンソは昨シーズン限りでF1を引退。マクラーレンはそのアロンソの後任にルノーで走っていたカルロス・サインツを据えるとともに、成績が振るわなかったストフェル・バンドーンに替えて19歳のノリス起用を決定。2019年シーズンには新たなドライバーラインアップで臨むことになっている。

昨年4月にはシャシー担当チーフテクニカルオフィサーのティム・ゴスを、そして7月にはレーシングディレクターを務めていたエリック・ブーリエを更迭してジル・ド・フェランをスポーティングディレクターに据えるなど、チーム改善に取り組み始めていたマクラーレンだが、10日(木)にはWEC(世界耐久選手権)でポルシェLMP1チームの代表を務めていたアンドレアス・ザイドルをマネジングディレクターに起用したことを発表。

マクラーレンは、WECプロジェクトで大成功を収めたザイドルの加入は、「パフォーマンス復活計画と組織再編に関する最新のステップ」だとしている。

ノリスはこうしたマクラーレンの組織再編の動きはいいことだと次のように語った。

「彼らは次のシーズンに向けてものすごく懸命な取り組みをしている」

「チームでは進歩を果たすために多くの変更が行われているけれど、それほど簡単に行かないことは僕にも分かっているよ」

「僕はこれまでのキャリアを通じて懸命に取り組んできたけれど、常にいい結果を残してきた。だから、今年は恐らく勝利に恵まれることがない僕にとって初めてのシーズンになるだろうね」

そう語ったノリスだが、F1で長いキャリアを築いていくことが自分の目標であり、そのためにもマクラーレンの復活を助けるために全力を尽くすつもりだと次のように付け加えている。

「長いゲームとなることを期待しているよ。僕が一番望んでいることは、時間とともに成長し、最終的には、それがシーズン半ばなのか、シーズン終了時なのか、あるいは2年後なのかはともかく、このすべてのハードワークがいつか報われることさ」

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