NEXT...F1開催スケジュール

フェラーリの新技術トップ候補は元FIA技術者?

2019年01月08日(火)17:10 pm

2018年6月までF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)のF1副競技委員長を務めていたローラン・メキーがフェラーリの技術トップの座に就任するかもしれないと報じられている。

ていたマウリツィオ・アリバベーネと技術トップの座にあったマッティア・ビノットとの確執問題があるとうわさされるようになっていた。

そしてフェラーリは7日(月)にアリバベーネの離脱とビノットの新チーム代表就任を発表。その声明の中でフェラーリは「今回の決定はマウリツィオの長期にわたる個人的利益に関する長い話し合いの後に下された」とし、今後に関しては、「すべての技術エリアは引き続きマッティアの直属部門とする」と付け加えられている。

今回の発表内容を素直に受け取れば、今後はビノットがチーム代表を務めつつ、自らがこれまで通り技術部門を統括していくことになりそうだ。

だが、かつてルノーのチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレは、それに関しては少し疑いのまなざしを向けている。

「ビノットがどのようにチームを運営していくのか、そのうち分かるだろう」

イタリアの『ADNkronos(クロノス通信)』にそう語ったブリアトーレは次のように続けた。

「テクニカルディレクターとチームリーダーの兼務というのは、私には想像できないよ。だから、誰が彼からテクニカルディレクター職を引き継ぐのか様子を見なくてはならないだろうね」

そうした中、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』とドイツの『Bild(ビルト)』は、ビノットの後任としてフェラーリの技術トップの座に就く最有力候補はメキーだろうと報じている。

F1競技委員長であるチャーリー・ホワイティングを補佐する立場にあったメキーを昨年フェラーリが引き抜いた際には大きな論争が起きたことも記憶に新しいところだ。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック