NEXT...F1開催スケジュール

【レッドブル・ホンダ】2019年はフェルスタッペンが明確なナンバー1待遇に

2018年12月20日(木)16:45 pm

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2019年にはマックス・フェルスタッペンが明確なナンバー1ドライバーとして処遇されることになると語った。

■リカルドの決断を尊重

フェルスタッペンの母国であるオランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』誌によるインタビューの中で、2014年から5年間にわたってレッドブルのドライバーを務めていたダニエル・リカルドが2018年シーズンを最後に離脱し、ルノーに移籍するという決断をした理由を理解できているかと尋ねられたホーナーは次のように答えた。

「あまり分かっていないよ」

「今でも驚きを感じているほどさ。だが、私は彼が何かを変えたいと望んだことを尊重している」

ホーナーは、レッドブル総帥であるディートリッヒ・マテシッツとともに、リカルドにチーム離脱を思いとどまるよう懸命に説得したと語り、次のように続けた。

「しかし、そのときすでに彼の決心は固まっていたんだと思う。仮に今でも彼が同じ決断をしたかどうかは分からない」

「だが、彼は自身の選択を行ったし、我々もピエール(ガスリー)を迎えることを非常にうれしく思っている」

■2019年にはフェルスタッペンが頼みの綱

とは言え、ここまでのF1経験が26戦のガスリーは、すでに81戦を戦ってきたフェルスタッペンに比べれば経験値が低いのも確かだ。

つまり、2019年のレッドブルは、21歳のフェルスタッペンが事実上のナンバー1ドライバーとなり、来季が開幕を迎えるころには23歳となっているガスリーがサポート役に回ることになるのは間違いない。

「マックスの方が経験豊かだ。だからチームもこれからはもっと彼を頼りにすることになる」

そう語ったホーナーは次のように付け加えた。

「もちろん、ピエールにはマックスにとって強敵となるほどに成長できる可能性もある。彼らが刺激し合い、助け合いながら、お互いに最高の力を発揮してくれることを期待しているよ。マックスとダニエルがそうだったようにね」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック