ルノーのF1ワークスチームに所属するメンバーたちは、クリスマスも新年も休まずに働き続けることになるようだ。
ロータスを買収し、2016年からフルワークスチームでのF1挑戦を再開したルノー。初年度のコンストラクターズランキングは9位と沈んだものの、2017年には6位、そして2018年は3強チームと呼ばれるメルセデス、フェラーリ、レッドブルに次ぐ4位にまで順位を上げてきている。
とは言え、2018年のコンストラクターズポイントは、メルセデスが655、フェラーリが571、レッドブルが419を稼いだのに対しルノーは122ポイントとトップ3チームとのギャップはまだ非常に大きいのが現実だ。
こうした状況を踏まえ、ルノーはトップ3チームとのギャップをさらに縮めるために休日返上で2019年シーズンに向けた準備に取り組むことになるようだ。
「冬のテストで期待値に届くだけのクルマとエンジンを手にするため最大限にチャンスを生かしていきたいと思っている」
そう語ったシリル・アビテブール(ルノー/マネジングディレクター)は次のように付け加えた。
「来季のクルマの基礎となるものを決定するための重要な期間はまだ残されている。だから我々は毎日働いているよ。全員が自主的にそうしようと決めたんだ」