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「やっぱりハロがあってよかった」とメルセデスのボス

2018年12月11日(火)11:45 am

トト・ヴォルフ(メルセデス/エグゼクティブディレクター)が、2018年からF1マシンへの装着が義務づけられていたコックピット保護装置「ハロ」を評価するコメントを行った。

ヴォルフは以前、ハロの装着義務化には消極的な立場をとっており、今シーズン序盤にはチェーンソーでそれを切り落としてしまいたいと発言していた。

ロシアのサンクトペテルブルクで行われたFIA(国際自動車連盟)表彰式会場でそのことについて質問されたヴォルフは笑いながら「そうしなくてよかったよ」と語り、次のように付け加えた。

「今でも見た目は好きではないよ。だが、ジャン・トッドの主張を聞いてうれしく思っている」

ヴォルフが言及したのは、FIA(国際自動車連盟)会長のトッドが、今季のF1第13戦ベルギーGP決勝で起きたシャルル・ルクレール(ザウバー)とフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)のクラッシュにおいてもしもマシンにハロが装着されていなかったらルクレールが生命の危機にさらされていた可能性もあったと主張したことだ。

ヴォルフは次のように付け加えた。

「私はシャルルが本当に好きだし、もし我々が(ハロ義務化)に反対票を投じて彼に何かが起きていたとしたら、私は自分を許せなかっただろうからね」

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